リアル
興味がない
クラスの雰囲気にも徐々に慣れてくる、四月の下旬。桜庭高校に入学して、早1ヶ月が経とうとしてた。
「クソッ」
入学して、1ヶ月が経とうとしているのにも関わらず、全くクラスに...てか、学校に馴染めない私、姫野 彗(女)は壮絶に焦っていた。
「遅れるッッ!!!!」
いや、もう遅れてる!!!!
完全にアウトだこれ!
コンタクトを落としたせいであまり良く物が見えないし、朝ごはん食べてなくて力もでない。