シュガー•ラブ
「あのときはすみませんでした!
ほんとに見てないですから!一瞬ピンクが見えただけで!」
ぎゃぁぁぁあ!!
ピンク見てるじゃんかーーっ!
私は顔を真っ赤にして、言葉が出なくて口をずっとぱくぱくした。
それを見てか、
ぷふ!
と彼はいきなり吹き出し、笑い始めた。
「先輩、顔面白いですね!」
う、わ……。
きれいな笑顔。
その笑顔に吸い込まれるように見入ってしまった。
じっと見るとますますモデルのように見える。
彼は私がガン見してるのに気づいて、今度は不思議そうにこちらを見た。
「なんか、顔についてますか?」
その言葉にはっと我に返った私は、急いで顔を背ける。
「い、いやっ、なにも…」
すると彼は私の顔を覗き込んで、
「先輩、名前教えてください」