幼馴染み~初恋物語~
数人の部員の所へ回ったところで、龍聖が足を止めた。

「こんなもんでいいか?」

「わざわざ色んな人に言ってくれてありがとう」

龍聖は櫻が思っていたほど、悪い人でも無さそうだった。

約束はしっかり守ってくれたのだから、一応感謝はしている。

ただ恋人になるという無茶な条件さえなければ、心から信頼できたのだが、そこはやっぱり遊び人。

「じゃあ…………約束を守ったから、お前は今から俺の女だから…………?」

「は…………はぃ…………」

冷たくて獲物を狙うような鋭い目に脅える櫻。

他の人には笑顔で話したりしてるのに…………

なんで私には、きつく当たるんだろう…………

どういう人なのか、全然わかんない…………

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