恋という名のゲーム
side 凛

「もー散々、先生に説教されたよー!」

わたしは、翠ちゃんと一緒に
体育館へと向かっていた


「凛が、先生の目の前で寝るから
だよー!先生、顔真っ赤にして
怒ってたよー?」


うー…。まあ、そうなんだけど
少しぐらい見逃してくれても
いいじゃんか!


「あっ!それで思い出した〜♪」


嫌な予感がする…



「で?凛の好きな人は誰なの?」


やっぱり…!


「だーかーらー!違うの〜!」



「そろそろ自白しなさいな?」



翠ちゃん、目が怖いよ…




「もう、授業始まっちゃうよ?早く
行かないとっ!ね?」




はぁー。危なかった
私の恋は本物じゃなくて
偽物の恋なんだよ…
翠ちゃん勘が鋭いし、嘘ついても
バレちゃうよね


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