甘い彼らと秘密の同居
もうほとんどの子達はクラスに集まってた
うわ〜!!これからめちゃくちゃ楽しくなりそうな予感!
ウキウキする私に後ろから誰かがぶつかってきた

「いたっ...」
「あーわりぃ てかそこ邪魔だからどけろ」

ムカッ

あたしに当たってきたのはこの学校のプリンスとかなんとか言われてる男子
山崎 颯〜ヤマサキ ソウ〜

みんなからは王子様なんて呼ばれてるけど私は感じの悪い彼があまり好きではない
「ごめんなさい」
無愛想にそう言って席についた

「見て!颯君だ 今日もめちゃくちゃかっこいい」
「確かに!同じクラスとか幸せすぎるよ〜」

そんな女子達の声に疑問しか抱かない私を察したのか愛実ちゃんは
「ほんと山崎くんの良さは理解不能だわね〜 瑠璃もそんな顔しないのー!!」

そー言いながら私のほっぺを引っ張っる愛実ちゃん
「いひゃいよ〜!!あみひゃん!!」


痛がる私に大爆笑で見てくる愛実ちゃんは悪魔だと思うんですが...

< 3 / 23 >

この作品をシェア

pagetop