彼があたしを抱くとき

新聞部は、よくこの店に出入りした。

いつも広告をだしてくれるからかもしれない。

あたしは岸谷さんより一足早く、学校を出た。

この店で五時に待ち合わせる約束だ。

一日もたっていないとはいえ、
もう共犯意識が二人に生まれている。


< 58 / 363 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop