偽装恋愛カレカノ


リックをなでていた
手が止まり

私の頭の
考えもとまった。




そして隆は
2階への階段を
上り始める


「えっ!?
ちょ・・りゅ」


隆の服を少し
引っ張って
隆を止める


「…!?」



えっ?何?


なにこの感じ



私が隆の服を
引っ張ったせいで
私も隆もバランスを
崩して玄関に倒れた。


そして今…


私と隆はきっと
状況としては
キスをしてることに
なるんだろう。。


やばい。
思考がストップする…


急に隆が私の唇から
隆の唇を離した。


驚いた顔をして
挙動不審で…


そっか…やだよね。


「帰って・・」


「・・・え?」


「帰って!!」



私は隆が挙動不審で
あまりにも悲しくて

そんなに私とのキスが
嫌だったのかと思って


大きな声で怒鳴って
玄関のドアを開けて
隆を少しだけ押した



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