【完】笑顔の裏(大幅編集中)
咲side

うん…
ここはどこ?


一人は嫌なのに、どうして?

こんな暗闇にいるの?
動けないの?



?「咲…」

この声ってもしかして…

咲「お母さん?」

母「よく覚えていたわね。」

父「俺もいるぞ‼」

咲「お父さん」

咲「ってことは、私死んじゃったんだ。

もう同じ人に二度も殺されるなんてね…」

母「違うわ‼

あなたはまだ生きているわ‼

ここは生死の境界線。


生きるかはあなた次第よ‼」

咲「私ね、お母さんとお父さんがいなくなってから、死んでもいいやなんて思っていたの。

早く死んで会いたいなんて思ってた。

でもね、蓮たちに出会ってから死にたくない‼

そう思えたんだ。

だから、まだそっちには行けないんだ。」

父「そう言ってくれて嬉しいよ。


ちゃんと生きてくれよな。見守ってるからな?」

咲「ありがとう、お父さんとお母さんには二度も命を助けてもらったよ…

ありがとう!」

母「いえいえ、ほら早く行きなさい」

咲「うん、ありがとう‼いってきます‼」

父母「いってらしゃい」

そうして、微かに見えた光へと飛び込んでいった…


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