あたし、ぶりっ子始めます
告白

*初の告白





「好き。」


「…はぃ?」


「耳悪いの?
だから、好きなんだよ。お前のこと。」


「えっ?」


「だ・か・ら」


そこまで言って結城は、あたしに顔を近づける。


「好きだよ、梨々華。
俺と付き合ってほしい。」


結城は耳元でささやいた。



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