キングとナイト
第1章

朝霧学園

「行ってきます。」

私はそう言って家をでた。


私、夷隅 魅夜は今日から、高校生になった。
通うのは、朝霧学園。この辺りでは、名門高校だ。

この名門高校には、推薦で入学した。元々、頭はいいほうだったし、なにより部活での活躍がよかったからであろう。


私は、空手部の主将をやっていて、それなりにいい成績をとっていた。
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