マルボロ・ヒーロー

『ヒ、』


マイクを通じて聞こえるサクの引きつった裏声で
俺はハッと我に返った。



『ヒーローが動けなくなっている!デビルマン、何をしたんだ!!』



人質だった彼女を俺に奪われ、呆然としていたデビルも
サクのアドリブに合わせ、慌てて俺の手から再び彼女を引ったくる。



「ざ、残念だったなヒーロー!もうこいつはお前には渡さな…」


「ママをっ、ママを離せ!!」
< 39 / 52 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop