シークレット*ラブ
ドキドキしながら
自分から慶吾の携帯にかけてみる。


「…もしもし?慶吾?」


「おはよ。今話せるんか?」


「…うん」


「点滴したって…めちゃくちゃひどかったんやなぁ~。

大丈夫か?」


「…うん」


「…やっぱり声がしんどそうやな?

今日は家事は子供さんらに任せてゆっくり寝とくんやで?」


優しい言葉。

何で慶吾はそんなに優しくしてくれるの?

慶吾の言葉が心に沁みる。


「舞…?」


「あ…うん。それがね…」


子供たちと映画に連れて行く約束をしていることを話した。

本当は言わない方がいいかなと思ったんだけど…


何だか慶吾には
不思議と素直に何でも話してしまう。


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