シークレット*ラブ
慶吾は仕事を終えて自宅近くの倉庫についた。


作業で使う道具類を出し入れした後、舞にメールを入れた。

しばらくして返信されたメールを読んで安堵した表情になる。


ちゃんと映画連れて行けたみたいやな?

タバコに火をつけて昼間の舞との電話を思い返す…


電話から聞こえた弱々しい声。


旦那さんは何で舞の事をもっといたわってあげへんのやろ?

舞はいつも一生懸命やってんのに…。


俺やったら

もっと大切にするのに……


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