シークレット*ラブ
俺はあまり会話が弾まないように、枕元に置いてあった雑誌を手にとった。


あまりしゃべりかけないでというオーラを漂わせながら…

ひたすら体温計の終了の音を待つ。


沈黙の部屋の中



ピッピッピッピ


体温計を手渡すとナースは


「はい。大丈夫ですね。何かあったらナースコールしてくださいね~」


と、


今日はすんなり
部屋を出て行ってくれた。



ふぅ~。




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