アイスクリームの美味しい食し方
「なんすか、それホラーっすか?
四ツ谷怪談、何段目っすかっ!」

えみちゃんは、
おいおいと泣いた。


「ほんとに怖かったよ。」
私もミルクティーを飲んで、
ハラハラと涙を流した。


「はっ!!
えみもそう言えばこの間…


移動教室で、
渡り廊下を
チカと2人で歩いてたんす。


そしたら、
新くんも移動教室だったみたいで、
前方から満面の笑みで近づいてきたんすよ。」

「うん、うん。
そしたら?」


「そしたら、

チカも手を上げて…






おにーちゃああん!
あ、間違えた。

って言ったんすよぉぉぉ!!」


「ひぃぃ!!恐ろしい!!
恐ろしすぎるわ!
もう末期よ!世紀末よ!」

私は膝掛けで
頭から身体をくるんだ。

「教授。いっすか?

あの2人に足らないもの、
えみ分かったんすよ。」

えみちゃんが企んだ笑顔をした。

そして、
私に耳を出すよう指示した。

私が耳を出すと、
えみちゃんが耳打ちをした。

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