桜龍~青龍の騎士~

満「もう、龍くんどこ行ったんだろうね~
ってえぇ!?空!?どうしたんだ?」

「満か…!!…龍が倒れた。」

満「はぁ?何々?」

「っ…俺の所為だ…」

満「どうしよ!?龍くん!!起きて!?」

龍「んっ……」

「今倒れたばっかりなんだ、俺が…」

満「反省は後だよ!!しっかりしろよ!!
いつものお前なら冷静に対処できるだろ!?」

「……ああ、悪い。だけど…」

龍「っ…!?…あれ?僕………ああ。」

満「龍くん!!大丈夫!?」

龍「み、満。大丈夫だよ。ありがとうな(ニコッ」

瞬間、龍と視線がぶつかった。

龍「…っ…僕、遼に用事があるから…」

俺の横を通り抜けてパソコンを抱え屋上を出ていった。

満「龍くん、何してたんだろう?」

……兎に角、龍は女だ。それは確信できる。      

         side end
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