クールを演じる私【後編】

陸人「あとさ、昔から消えたいって考えてたのか?」

陽「消えたいとは言ってた。なんで、生まれて来たんだろうって。なんで、私ばかり家の事を押し付けられなきゃいけないのって。」

稜「それを、リュリュさんたちは知ってるのか?」

陽「知るはずは無いよ。1人で部屋でもがいてたもん。」

もがいてた?

北斗「璃流蘭は今まで色々と背負ってたんだな。」

大翔「1人で色々と葛藤しながら。」

陸人「それなのに、俺らはaquaとしてしか璃流蘭さんに接しなかった。だから、北斗は振られた?」

はっきり言うな。

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