ギャル系女子が今日、黒髪おさげでやってきました。


「そりゃあ、イケメンな千鶴ちゃんがいつもに増してイケメンだったもん。」



「…………はぁぁぁ?」



あ、あたしが?


イケメン?!


意味わかんないんですけど!



「知らなかったと思うけど、千鶴ちゃんのファン、結構いるんだよ?」



「ま、まじ……?」



「うんっ!だって私がファンクラブも作ってあげたんだもんっ。」



ブチィッ



………今、血管が張り裂ける音がした。



「にぃぃいかぁぁぁ!!」


あたしは仁香のふわふわツインテールを思いっきり卑弥呼にしてやった。



「やだぁ〜!千鶴ちゃんやめてよぉ〜!」



泣き笑いしてる仁香の体を思いっきりいじり倒してやった。
< 10 / 137 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop