ギャル系女子が今日、黒髪おさげでやってきました。
あたしらが入った時、もうすでにほとんどの人がきていた。
「おおー!ちょー可愛い子じゃん!」
「やべっ。これマジで行こ。」
なんか、いろいろ聞こえる。
てか、酒臭い。
もう飲んでるんだ………
「嘘………雅也君………?」
「え?仁香、どした?」
仁香の目線の先を見ると、気まずそうな顔をしているイケメンが。
なるほど。あれが雅也君か。
って、なんで合コンなんて来てんの?
ま、あたしも仁香のこと誘っちゃったけど。
「ごめんっ……私、やっぱり帰るね。」
「え、待って仁香……」
あたしが呼び止めた時、仁香はすでに部屋から出ていた。