ギャル系女子が今日、黒髪おさげでやってきました。
そんなことを思っていたら、里原が唇を離した。
「お前……本当に可愛いな。
全部食っちゃうのはもったいねぇから、
今日はこれくらいにしとくわ。」
里原はニッと笑った。
「好きだよ。千鶴……」
そういって、抱きしめてくれた。
あたしもそれに返事をするように、里原の背中に手を回した。
「あたしも、里原のこと好きだよ……」
なんか、千鶴って言われるとドキドキする。
「なぁ、お前も里原じゃなくて瑠衣って呼べよ。」
「えっ、でも……恥ずかしいし////」
「えー。じゃあ襲っちゃおうかな。」
な、なんだと?!
「る、瑠衣っ」
「……うん。ちょっと照れるけど、今日からそれで呼べよ。」
「わかった。でも、襲うのは禁止ね!」
「ははっ。わかったよ。」
瑠衣の優しい笑顔に、癒された。