ギャル系女子が今日、黒髪おさげでやってきました。


「ごめんね。でも、俺千鶴のこと好きだから。 」



「……意地悪っ」



「それだけ大好きってこと。
なんでだろうな?今までこんなにイジめてきたことないのに。」



「……もういいよっ。
ほら、仁香の家行こっ。」




私はフラフラしながら立った。



「そんな風なのに行くの?」



瑠衣がニヤニヤしながら言ってきた。



「それじゃあまるで、男を誘ってるみたいだよ。」



「………/////」




じゃあどーすればいいのよっ!



「あ、じゃあこうしよう。」



ぱっと明るい顔をした後、瑠衣は軽々と私を抱いた。



「俺が連れてってくよ。
今の千鶴、他のやつに見せたくない。」



「……もう。 照れるからやめて///」



「やーだ。やめない。」


くそっ。



意地悪!




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