男装ホスト★

お呼ばれ




「…ごめんなさいね。ミリアを持たせちゃって…」


淳子さんはすまなそうに言いながら、家の戸の鍵を開けた。タクシーに乗って連れてこられた真野親子の家は豪邸だった。

私はタクシーを降りてあまりの敷地の広さに驚いた。


…2人で住んでるのかな?
確か淳子さんは離婚してるはず…。



「いえ、お構いなく。失礼します」

ミリアをいわゆるお姫様抱っこをしながら私は一歩中に入った。

…………。
言葉も出なかった。
人ってこういうウチに住めるんだ…。
私の六畳一間とは大違い。


門と玄関まで十メートルはあるだろうか。
石畳が続いている和風庭園。

そんな感じだった。



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