男装ホスト★

朱鳥


***

「ゆうきさん、ご指名入りました~!!」

「おう!」


私はスーツを引き締めてお出迎えに向かった。そこで待っていたのは朱鳥だった。


「…朱鳥?どうした?」

「様子を見に来たの。いいでしょ」


朱鳥がつんとそっぽを向く。その頬は薄暗い証明の中でもわかるくらい赤くなっていた。

…なんなんだーー!!可愛すぎやろーーー!!


「…なにニヤついてんのよ!!」

「いえいえ~俺も暇じゃないからあんまり今日は相手出来ないよ?」

「言うようになったじゃない。シリウスのNo.3だっけ?」

「そおーそおー」

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