愛しくて
「普通とか、超ガッカリなんだけど…」


夏諒は、俯いた。


いけ! 俺っ!

今だっ! そんな事ないって言えっ!


「まあ、かわい…」


俺がいいかけた時だった。


「おっ! 可愛いじゃん」


海翔は、部屋に入ってくるなり

夏諒の浴衣をみて、可愛いと言った。



今、俺が言おうとしたのに…


俺は、いっつもこんなだった。



いつでも海翔が邪魔をして

海翔に笑顔を見せる夏諒。


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