光の少女Ⅲ【合成獣編】
最初に火焔を見て、視線を動かしていく。

水蓮と雷牙。

光輝と夜天。


水蓮と美咲。

光輝と紫影。


火焔と空夜と凍矢と水蓮。

何かを確認しているような様子と、そのメンバーに花音は考えていることがわかった気がした。


「そっか。それなら・・・」

「・・・成る程な。あの時と同じ方法でいくか」


花音だけでなく、火焔もわかったように呟く。


「ちょっと、三人だけでわかってても、私達はわからないよ!」

「何か、策でもあるのか?」


三人の様子を見ていた美咲が声を上げ、凍矢も問い掛けてきた。


「うん。そんなに難しいことじゃないよ」


花音はそう答えると、化け物とかした男の意識が神蘭達に向いているのを確認してから、口を開いた。
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