oneself 前編
そうしてそれからの日々も、時には不安になる事もあったけど。


哲平は告白されたり、女の子達に聞かれる度に、ちゃんとあたしの存在を伝えてくれて。


一緒にいる時は、あたしが安心出来るように、いつも気遣ってくれて。


ここまでやってこれた。


ねぇ哲平、今で9ヶ月経つけど、あたしは未だに、哲平にドキドキさせられっぱなしで。


不安になった後には、必ず幸せな気持ちをくれる。


あたしの哲平を好きって気持ちの上限は、一体どれくらいなんだろう。


そんな事を考えるくらいに、未だに哲平を思う気持ちは、日々増えていくんだ。


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