君だから〜たった一人の君〜
「ん…っく、」
何回も頷いて、涙を溢す遊馬。
気持ち、応えられんくてホンマごめん。
遊馬はウチにとって、大切な幼馴染みやから…。
遊馬
変わっていくアンタがウチは怖かった。
ウチの知らん遊馬になってくのが、怖かった。
せやけど、やっぱアンタは変わってなかったんやな?
ウチの知ってる遊馬。
泣き虫で、ヘタレで、でも誰よりも優しくて。
遊馬、アンタのこと
幼馴染みとしか見れんでごめんな。