君だから〜たった一人の君〜

やばい…!!2つのドキドキが…!!!!


「…お前、なんかあった?」


「へぃっ!?や…何も…?!」


こここ声が震える…っ!!


バレるな…バレるな…!!


心なしか近寄ってくる亮を避けるように後退りする。


「な…何で近寄る?」


「なんとなく」


バ レ そ う ! !


「っ!?」


何かにつまずいて後ろに倒れる。


「亜倖!!」


「…ぁ」


ぎゅ、と抱き寄せられる。


亮のシャンプーの香り。

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