あの日失くした星空に、君を映して。
どんなに冷たい目をしているんだろうと思った。
うん、って私は深影との関係を肯定したのに。
それなのに、なんで?
訊きたかった、けれど、訊けなかった。
冷たい目で私を見ているんだと思っていた工藤くんが
こんなにも、瞳を不安定に揺らしていたから。
「僕が…」
掠れた声が、ただでさえ大きな雨音にかき消されてかろうじて耳に届くか届かないか。
何かを言っているのが口の動きでわかるけれど、言葉としての意味がわからない。
「………好き…………ったら」
え……………?