咲かない花
「あ。電車来たよ」
「茉莉さんが電車乗るまで俺待つからいい」
「あ・・そぅ」
「実は俺、年の差より、そっち悩みました」
その二宮くんの言い方に、なぜか私はクスッと笑ってしまった。
「でも。悩んでも結局、茉莉さんのことが好きだって気持ちは変わらないどころか、俺ん中でどんどん育っていってるんです。だから好きだという気持ちに抗わないで、突き進んでやろうって決めた。だから彼女とも別れた」
「・・・え?」
相変わらず凛々しい中に、少し照れが入ってるような二宮くんの横顔を見て、カワイイと思ってしまった。
「茉莉さんが電車乗るまで俺待つからいい」
「あ・・そぅ」
「実は俺、年の差より、そっち悩みました」
その二宮くんの言い方に、なぜか私はクスッと笑ってしまった。
「でも。悩んでも結局、茉莉さんのことが好きだって気持ちは変わらないどころか、俺ん中でどんどん育っていってるんです。だから好きだという気持ちに抗わないで、突き進んでやろうって決めた。だから彼女とも別れた」
「・・・え?」
相変わらず凛々しい中に、少し照れが入ってるような二宮くんの横顔を見て、カワイイと思ってしまった。