咲かない花
「もしもし!聞いてますか」
「あ!はいはい!聞こえたよ?でも、なんでまた・・・そんなに悔しかったの?5パーセントが」
「別にっ・・・まあ、少しは。それより於保さんより低かったってことの方が、俺的には悔しかったです」
「そんな。別にこれは競争じゃないんだし」
「他の人ともしたんですか」
「えっ?してない・・・んじゃないかな。私は聞いてないけど。それより私から二宮くんに実験対象が移って、二宮くんの方が私より、他の子たちと相性診断されてたみたいよ」
「あ、そう」と言った二宮くんの声が、何となく不機嫌に聞こえたので、私は「ごめんね」と謝った。

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