君と私の小さな物語

悲しみの奥底に

隼人side

ぼーっとしたまま家に帰る
ただいまも言わず、部屋に上がり、
ベッドに倒れこむ

本気で惚れた女の子だった。
初めて好きになった子だった。
初めての彼女はあの子がいいと思った。
頑張ってアピールもした。
そして、二週間前に告白、する予定だったんだ。
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