猫の恩返し
△▼△▼△▼
「おはようございまーす」
「おはようございます」
「うぃーっす」
すでに仕事をしている牧野と下村の後ろを通り、自分の席に着く
暖房の効いた室内に入った途端、寒さから解放された手の先がビリビリと痺れた
「今年の冬は寒いな」
「ここら辺でも、雪降るみたいですよ」
俺の言葉に下村が答える
「雪か…。俺ずっとこの辺に住んでるけど、雪なんて中学の頃以降見たことねーわ」
「そうなんですか!私、記憶になーい。主任って、結構歳でしたっけ?!」
「はぁっ?俺、まだ30だっての」
「私、まだハタチです!」
「ハタチ?!」
「そうですよー。主任、知らなかったんですか?」
「いや…まぁ…。初めて知った…」
改めて、こいつらのことを何も知らないんだと思わされた
「おはようございまーす」
「おはようございます」
「うぃーっす」
すでに仕事をしている牧野と下村の後ろを通り、自分の席に着く
暖房の効いた室内に入った途端、寒さから解放された手の先がビリビリと痺れた
「今年の冬は寒いな」
「ここら辺でも、雪降るみたいですよ」
俺の言葉に下村が答える
「雪か…。俺ずっとこの辺に住んでるけど、雪なんて中学の頃以降見たことねーわ」
「そうなんですか!私、記憶になーい。主任って、結構歳でしたっけ?!」
「はぁっ?俺、まだ30だっての」
「私、まだハタチです!」
「ハタチ?!」
「そうですよー。主任、知らなかったんですか?」
「いや…まぁ…。初めて知った…」
改めて、こいつらのことを何も知らないんだと思わされた