ワタシの愛しの剣士様⭐
「千春」
「千夏」
女の子が千春ちゃんで、男の子が千夏くんらしい。うん、超可愛い!!
「二人とも何歳になるの??」
「「6歳!!」」
さすが双子!!絶妙なハモリ!!
私は二人に両手を広げた。そして……
「ぎゅーーっ!!」
たまらず二人を抱き締める。
あぁ、癒し!幸せぇー!!本当に何、この無垢な生き物!!
頬をすりすりすると、二人はくすぐったそうに笑う。
「きゃははっ!」
「わぁっ!!」
千春ちゃんと千夏くんとはすぐに打ち解け、私は二人と手を繋いで寝室を出た。
「政宗君はどこにいるの??」
「「道場にいるよ」」
すると、予想外な答えが返ってきた。
「え、道場??」
「お兄は、剣道を教えてるの」
千春ちゃんが教えてくれる。
「お兄は先生だから、生徒さんに教えてるんだよ」
今度は千夏くんが教えてくれた。