知りたくなかった本当の気持ち


座る体制を整えた知らない彼は、血相を変えた。



「俺だよ。  康弥(やすひさ)だよ」



やす...ひさ?



その言葉に咄嗟に、またその男子を見る私。



ホントだ。

アイツじゃん。


あの時よりも背は高くなってるし、声は低くなってるし...


どことなくオーラまで変わってるし。


まぁ今若干前のオーラをによわす空気出てるけど。




若王子康弥 (わかおうじ やすひさ)


何で... 何でコイツがこんな所に...

ここの制服を来て居るの?



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