私の居場所
「園、園。」

身体をゆすぶられて、目をゆっくり開ける。

その目の前の顔にびっくりした。

「おはよう、園。」

にっこりと微笑んでいる颯太。

「もう少し寝かせてあげたいんだけど、早くお母さんに連絡した方が良い。さっきからスマホが鳴っている。」

そう言われて、私は慌ててベットから出ようとする。

「ははは、良いね、園。」

しまった。

私は裸のまま眠っちゃったんでした。

慌ててもう一度布団に戻る。

こんな明るい所で、恥ずかしい。

「昨日しっかり見ちゃったんだから、今更隠さなくても良いぞ。」

からかうような颯太の声。

それを無視するかのように私は言った。

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