オトナの恋を教えてください
仲良くおうどんを食べ、私は玄関ホールまで洗った器を下げに向かった。
器5人分と重ねたお盆3枚をまとめて持ち、よっちらよっちら、同じ一階の受付へ。
社内で取った出前は、器を受付まで返しに来るのがルールなのだ。
我が社の受付には受付嬢だけで5人。
いつだって忙しそうに各部署に来客を伝え続けている。
「あ……の、これ、お願いします」
交代でお昼なのか、受付には2人のお姉さま社員。
お姉さまたちはいつもとっても綺麗。
社員は外見で選んでいないって言ってたけれど、このポジションに関しては絶対ビジュアル重視だと思う。
「部署は?」
手前のたて巻きロールなお姉さまに硬質な声で聞かれ、私はかすれそうな小声で答える。
「データ管理部です」
「はいはい、デー管ね。この器は松しげ、と」
器5人分と重ねたお盆3枚をまとめて持ち、よっちらよっちら、同じ一階の受付へ。
社内で取った出前は、器を受付まで返しに来るのがルールなのだ。
我が社の受付には受付嬢だけで5人。
いつだって忙しそうに各部署に来客を伝え続けている。
「あ……の、これ、お願いします」
交代でお昼なのか、受付には2人のお姉さま社員。
お姉さまたちはいつもとっても綺麗。
社員は外見で選んでいないって言ってたけれど、このポジションに関しては絶対ビジュアル重視だと思う。
「部署は?」
手前のたて巻きロールなお姉さまに硬質な声で聞かれ、私はかすれそうな小声で答える。
「データ管理部です」
「はいはい、デー管ね。この器は松しげ、と」