オトナの恋を教えてください
「変り種だよな。三条コンサルタントはうちとは関係ないし、本人も名門K大経営学部の出身だからコネではなさそうだけど。ま、変な噂流されたくないから、データ管理部なんて辺境に配属されてんだろね」


「ははぁ」


「顔は母親に似て可愛い子だよ。体型が残念なことに幼児なんだけどさ。柏木、ホント見たことない?」


「いや、この前デー管で見たわ」


そして抱いてくださいと懇願されたわ。


「一応言っとくけど、あの子には手ェ出さないほうがいいぞー」


柘植の言葉に心の奥でぎくりとする。
平静を装い問い返す。


「手なんか出さないけど、なんでまた」


「三条いろはが結婚する相手なんて、ゆくゆくは三条コンサルタントの後継者だろ?とっくに母親が仕込んでるに決まってるじゃん。そんな女を横からかっさらってみろよ。おまえ訴えられるぞ。三条姫子に」

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