オトナの恋を教えてください
「少しもらうよ」
俺はいろはの器から勝手に麺を引っ張り出す。
「助かります。ありがとうございます」
「つけ麺は初か。お母さんはこういうところで食べるの禁止してるの?」
ふと、聞いて彼女の家庭環境について踏み込んでしまったことに慌てた。
母親が有名な三条姫子社長だとは最近知ったばかり。
いろはは麺を食べる手を休め、俺の顔を見つめてくる。
「うちの母のこと、知ってますか?」
「あー、うん少し」
「母はあまり良い顔しないですね。女子がラーメン屋に入るのも牛丼屋に入るのも。男性が行く店ってイメージがあるのかもしれないです。飲み会だって行くなって言われます。行く時は事前にお店の場所と名称と帰宅時刻を連絡する約束なんです」
えー、それめっちゃ大変じゃん。
お母さん、どんだけ娘の交友関係潰したいんだよ。
俺はいろはの器から勝手に麺を引っ張り出す。
「助かります。ありがとうございます」
「つけ麺は初か。お母さんはこういうところで食べるの禁止してるの?」
ふと、聞いて彼女の家庭環境について踏み込んでしまったことに慌てた。
母親が有名な三条姫子社長だとは最近知ったばかり。
いろはは麺を食べる手を休め、俺の顔を見つめてくる。
「うちの母のこと、知ってますか?」
「あー、うん少し」
「母はあまり良い顔しないですね。女子がラーメン屋に入るのも牛丼屋に入るのも。男性が行く店ってイメージがあるのかもしれないです。飲み会だって行くなって言われます。行く時は事前にお店の場所と名称と帰宅時刻を連絡する約束なんです」
えー、それめっちゃ大変じゃん。
お母さん、どんだけ娘の交友関係潰したいんだよ。