恋色ブルー



「別にいいけど……。」


蓮見君は私をチラッと見て、素っ気なく答えた。


「あ、ありがとうございますッ!」


「敬語じゃなくていい。どこが分かんないの?渡辺サン」


蓮見君は涼真を私の前の席からどかせて、ドカッと座った。


そんなに疲れてたんだ……。
< 7 / 12 >

この作品をシェア

pagetop