続・俺様専属メイド!?
翔の本音は?
無理してない?
そんなことを考えながら翔をじっと見つめる。
「ん?」
不思議そうにあたしを見て首を傾げる。
この人を裏切った。
あの行為はそうゆうことだ。
こんなにあたしのことを大切にしてくれてるのに。
翔は遊んでたみたいだけど、今は女の影は全くない。
あたしは、あたしは……。
「何考えてんだよ」
「ぶぇっ」
「ふっ。なんつー声出してんの」
翔がいきなりあたしの頬を片手で潰す。
そのままチュッと軽くキスをしてから、目を合わせる。
その表情はあまりにも優しくて、悲しくもないのに泣きたくなる。