続・俺様専属メイド!?




翔の本音は?

無理してない?


そんなことを考えながら翔をじっと見つめる。




「ん?」


不思議そうにあたしを見て首を傾げる。

この人を裏切った。


あの行為はそうゆうことだ。



こんなにあたしのことを大切にしてくれてるのに。



翔は遊んでたみたいだけど、今は女の影は全くない。


あたしは、あたしは……。





「何考えてんだよ」


「ぶぇっ」


「ふっ。なんつー声出してんの」




翔がいきなりあたしの頬を片手で潰す。

そのままチュッと軽くキスをしてから、目を合わせる。



その表情はあまりにも優しくて、悲しくもないのに泣きたくなる。




< 185 / 366 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop