続・俺様専属メイド!?
「今は大人しく自分磨きしておきますわ。
隙あらばすぐにぶつかりに行きますから」
「待て、意味が分からん」
「正直効きましたわ。翔様のお言葉が胸に突き刺さりました。でも私は諦めませんので。翔様のことは誰よりも好きですから」
……おう。
もう考えるのも面倒になってきた。
とにかく少しの間は大人しくしてくれるんだよな。
それでもう良しとしよう。
「じゃあ俺は帰る。良いヤツ見つけろよ」
美織の返事は聞かないように、伝票だけ持ってすぐに席を立ち支払いだけ済ませてカフェを出た。
もうすでに迎えは来ていて、それに乗り込んで家に帰った。
疲れたけど、これで一件落着。
……だよな?