続・俺様専属メイド!?
「俺がいいって言ってるんだからいいんだよ。何回も言ってるだろ?これ以上逆らうと本気でキレるから」
「……お願いします」
翔は本当にキレかねないから、逆らわないでおいた。
いつも怖い笑みを向けてくるから。
でも、本当に申し訳ないと思うんだよ。
翔はいいかもしれないけど、いつかそういうのがしんどくなるかもしれない。
今のあたしは重荷にしかなってないと思うから。
それからいつもの車でまず双子を保育園に連れて行き、裕樹を小学校まで送る。
そして時間がないから、あたし達は校門の前まで送ってもらいそこで降りる。
「ありがとうございました」
「いろいろ送らせてすいません」
裕司の後にあたしも運転手さんに言う。
みんなに迷惑かけてる。
「お気になさらないでください。岡田様には感謝していますから」
「え?」