星屑埋葬~赤ん坊の死~

遺族たちは林の前の道に停めてあった車に乗り込んだ。

子の火葬には親は立ち合わぬほうがいいのだが、
と言ってはみたのだが、
しかし他に骨あげする者も来ていない。

棺をカマに押し入れ、扉を締めるときにまた母親が半狂乱になることが予想されて、
実那は商売柄とは言いながら鬱陶しい気がした。



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