幼なじみと不器用恋愛
「ふーん、そうかならいい……それより、今日一緒に帰るぞ。」
そう言って郁也は友達(女子)のとこに戻っていった。
え、女子はいいの?いつも一緒に遊んでるじゃん。
「郁也、何してたの?綾崎さんなんかになんか大切なようあったの?」
「なんか、って言い方は酷いだろ。ま、大切なようって言ったら大切かな。
少しずつそのようをこなしていけば、俺にも明るい未来があるかもだし。」
「えー、なにそれー、あ、それより今日クレープ新作の発売日なんだよね!いこ!」
「ごめん、今日は用事がある。でもクレープか……行ってみるよ。」
「え、ひとりで?なにそれ面白っ!」
そんな会話を聞きながら教室に入る。
郁也…わざわざ断ってくれてるんだ。
私と帰るからって……。
すごく嬉しいんだけど。