囚われ姫の復讐




両手両膝を着いて進んで行くと途中からやっと広い通路に出た。

中等部の隠し通路は明かりがないから自分でランプを持ってたけど高等部は途中途中にランプが付けられていて進みやすいわ…

狭い階段にたどり着くと上の方から光が漏れている。そこを上っていくと屋上へ出ることが出来た。

広い屋上に大の字で寝そべった。
今日は空がとても青々として雲が少ない清々しい朝。

「ほかの生徒は立ち入り禁止だからたまにここでサボるのもありね…あ、生徒会は知ってるんだった、もうここは来れないのね…残念。」


確かこの場所へ始めてきたのは副会長に連れられてきたときだったっけ。


"そこで私から提案があるんだ______
______ね?そうすれば君も僕も追いかけ回される事が減って平穏に過ごせるよ。"

"これから校内で2人で歩くときはなるべく手を繋いでいよう。"

"愛花ちゃん、いつまで僕のこと副会長って呼ぶつもり?そろそろ充(ミツル)って呼んでくれてもいいんじゃない?。"


一気に色んなことを思い出してしまった。
副会長…一条充。復讐なんてしたくない、私はあの時からあなたを…



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