つきのこども
「あれ,朝陽?」









心臓が飛び跳ねた。







「さ…嵯一郎。」






「何やってんの~??あ,もしかして
俺を待ってた…とか?!」







「違う違う。」





嘘。




「なんだよ~。あ,これ食べる?」






「ありがとう。…っておでん!?」





「はははっ」





嵯一郎の笑顔は魔法みたい。
って言ったらちょっとくさいけど。

ほんと,すべてを忘れてしまいそうになる。
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