モシ ハハオヤ ヲ コロセタラ
3月後半に英語塾N◎VAに通うことになった。入塾するときの面談的なことには興味がなかった俺はあとで親が教えてくれるだろうと思って聞かなかった。

英会話は幼稚園から始めていたがやっていたことすべてが単純過ぎて学校ではトップレベルにはいたと思う。長い英単語も文章も一度見れば覚えられた。昔からそうだった。

例えば急いでいるとき長いセリフを後5分で覚えなくてはならない。そういった時にこのやり方というか能力というか。まぁ便利な記憶力だなって思った。

ある一点を見つめて頭の中で記憶したセリフを頭の中て拡大して覚える。それくらいはお安い御用だった。

むかしは外国人の人と話すのが大好きだった。しかし母親が周りの奴らにそのことばかり自慢して、
"俺は英語しかできないんじゃない。もっとほかにも得意なことはあるはずなのにお前に決められなくてはならない?"って思い始めてN◎VAに入る頃には外国人の人との会話が難しくなった。
そこら編の奴らには勝てる。でも本場の英語はかなり知識の幅が広い。最近はもうダメだと思い始めている。
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