公園であいましょう
 
   「わかった、すぐ行く。」



 電話を切った佐倉くんが、


   
   「ごめん、委員長、今日はもう行かなきゃ。」


 
 と立ち上がりながら、言う。

 

 二人をとりまく空気は、もう、いつもと同じだ。


 歩みさっていく佐倉くんの広い背中を見ながら
 私の心臓はまだドキドキしていた。


  
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