茜日和
「ひ…ひっく…」


涙が止まらない。


あれはショック大だよ…マヂで…。


あたしはふいに、保健室を開けた。


先生が居て、「どした?」と声をかけてくれた。


あたしは力が抜けて、「うわぁぁぁ…」


思いっきり泣いた。


すると先生が椅子を出し、あたしを座らせ、頭を撫でた。


「どした…?落ち着いたら話そうか」


先生が出してくれたタオルはいい匂いで、安心した感じになれた。

涙を沢山出して、少し落ち着いてきた。


あたしの背中を一生懸命さすってくれる先生に、要約さっきの事を話した。


少し間をあけて、先生は「辛かったね…」と、あたしが求めてた言葉をくれた。
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